朝食は私は朝ごはんですが、皆さんの中にはパン派の方も中にはコンフレーク
派もいてると思いますが、ふと思ったのですがパン朝食の人は牛乳を飲むと
思いますが、それを「牛乳?」「ミルク」と考えてしまったのです。
皆さんは牛乳と呼んでます?それともミルクとよんでます?
じつは違いがあったのです。
ミルク?牛乳?どっち?その辺をまとめていこうと思います
この記事で
ミルクと牛乳の違いがわかります。
牛乳とは
- 「牛乳」は乳牛からしぼった生乳を加熱殺菌し、均質化処理したものです。
- 法律上で「牛乳」と表示できるのは、生乳100%のみ。水や他の成分が加えられているものは「牛乳」とは表示できません。
- 店頭で「牛乳」とされるものには成分無調整牛乳、低脂肪牛乳などいくつかの種類がありますが、いずれも生乳が主原料です
牛乳の語源
- 「牛乳」は、そのまま「牛の乳」を意味します。日本では古くから牛乳は珍しい食品で、紀元6世紀ごろに百済の医薬書を通じて伝わりますが、ごく一部の階級だけが利用し、一般的ではありませんでした。「酪」や「蘇」「醍醐」など、乳製品名として残っている言葉もあります。
近世・近代以降の牛乳の由来
- 江戸時代、8代将軍徳川吉宗がオランダ商館の教えでインドから白牛3頭を輸入し、千葉で飼育したことが近代酪農の始まりです。
- 明治維新以降、西洋文化の流入で牛乳の需要が高まり、横浜で日本人による牛乳販売が始まりました。やがて国民にも飲用が広まり、学校や家庭でも普及することになります。
豆知識
- 昔は「牛乳を飲むと牛になる」という迷信もあり、織田信長などがそれを試したという逸話も残っています。
- 現在では、牛乳は栄養価と健康効果が認知され、一般家庭の食卓に欠かせない飲み物となっています
ミルクとは
- 「ミルク」は広い意味で、牛・ヤギ・羊など哺乳類全般や、母乳、粉ミルクなども含む「乳」を指す言葉です。
- 日本の市販品では、「○○ミルク」という商品名の場合、生乳以外の乳や、乳製品・植物性原料(例:アーモンドミルク、豆乳、オーツミルク)なども含みます。
- 育児用の調製粉乳(ベビーミルク)、コーヒーミルク(多くは油脂と水の乳化製品)なども「ミルク」と呼ばれることがありますが、成分は牛乳とは大きく異なります。
ミルクの語源
- 語源
「ミルク(milk)」の語源はインド・ヨーロッパ語族(印欧語)の祖語「melg」に由来し、英語の場合、古英語「meolc」を経てゲルマン祖語「miluk」まで遡ることができます。この語は本来「女性」「母乳」など、哺乳類の雌だけが持つものを意味していました。
日本におけるミルクの伝来
- 日本では、約645年の大化の改新のころ、百済から渡来した智聡(ちそう)の子・善那(ぜんな)が孝徳天皇に牛乳を献上したのが始まりとされています。
- 奈良時代には乳加工品(蘇)が朝廷に献上され、平安時代には医術書にも牛乳の効能が記載されています。
- 近世では、享保12年(1727年)に八代将軍徳川吉宗がインド産の白牛を取り寄せて牧場を作ったことが、日本の近代酪農の始まりとされています。
用語の使い分け
- 「牛乳」は原料と法律定義が決まっており、生乳100%でないと表示不可。果汁やコーヒーを加えた「コーヒー牛乳」は、現在は「コーヒーミルク」「乳飲料」などと表示されます。
- 「ミルク」は「乳の総称」として使われるほか、英語圏では「milk」と言えば牛乳を指すことも多いですが、日本語ではより広い概念や商品で使われます。
育児用「牛乳」と「ミルク」の注意点
育児における「ミルク」と「牛乳」
- 育児用ミルク:母乳の代替品として、乳児の成長に必要な栄養を補うために用いられます。
- フォローアップミルク:離乳食が始まった幼児向けに、牛乳に不足しがちな栄養素(鉄分など)を補うために用いられます。
- 「牛乳」:1歳を過ぎた幼児は、離乳食と並行して牛乳を飲むことができます。ただし、牛乳だけでは鉄分が不足しがちなため、フォローアップミルクや他の食品で補う必要があります。
「ミルク」の代わりとして「牛乳」を使う場合
- 1歳以降:離乳食が完了し、牛乳を飲めるようになったら、フォローアップミルクの代わりに牛乳を飲むことができます。
- 栄養バランス:牛乳だけでは不足しがちな栄養素(鉄分など)は、他の食品やフォローアップミルクで補う必要があります。
「牛乳」を「ミルク」の代わりとして使う場合の注意点
- 1歳未満の赤ちゃん:1歳未満の赤ちゃんには、消化器官が未発達なため、牛乳を与えることは推奨されていません。
- アレルギー:牛乳アレルギーの可能性がある場合は、牛乳を避ける必要があります。
「ミルク」と「牛乳」は、文脈によって意味が異なります。育児においては、それぞれの目的に合ったものを選ぶことが大切です。1歳を過ぎたら、離乳食と並行して牛乳を飲むことができますが、栄養バランスには注意が必要です。
まとめ
このように普段何気にないことでも考えてみると面白いですね
牛乳と生乳100%でないと表示ができません
ミルクに関しては「乳の総称」としてまたは英語圏では「milk」と言えば牛乳ですが
日本では違いますよね。
由来や語源に対しては主に日本で起こったことしか書いてませんが、世界はもっと早くから
あったみたいです。
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