体操の世界選手権(10月・ジャカルタ)代表最終選考会を兼ねるNHK杯第2日は17日、東京体育館で女子個人総合が行われ、25歳の杉原愛子(TRyAS)が10年ぶり2度目の優勝を果たして代表に決まった。
また全日本覇者で17歳の岸里奈(戸田市SC)が0.033点差の2位となり、3位の岡村真(相好ク)、4位の中村遥香(なんばク)を含む4人が代表入りした。
世界選手権の日本代表枠は4人
決まったのは杉原愛子さん、岸里奈さん、岡村真さん、中村遥香さんの4名
優勝は10年ぶり2度目の杉原愛子さん
杉原愛子さんのプロフィール
杉原愛子が2015年以来10年ぶり2度目のVへ「人事は尽くした」 NHK杯/体操https://t.co/VttaO7hPGJ #体操 #杉原愛子…
— サンスポ (@SANSPOCOM) May 15, 2025
基本情報
- 生年月日:1999年9月19日
- 出身地:大阪府東大阪市
- 身長:152cm
- 体重:44kg
- 血液型:B型
- 所属:武庫川女子大学(過去:梅花高校、藤村女子高校、朝日生命体操クラブなど)
- 競技種目:体操(得意種目はゆか、平均台)
経歴・主な実績
- 4歳で体操を始め、小学4年生から本格的に競技へ取り組む。
- 中学時代から全国大会で活躍し、2013年全国中学校体操競技選手権で個人総合6位、2014年アジアジュニア選手権で団体優勝・個人総合2位。
- 2015年、アジア体操競技選手権で団体・個人総合ともに金メダル。NHK杯個人総合で初優勝し、世界選手権日本代表に選出。
- 2016年リオデジャネイロオリンピックに初出場し、女子団体で4位入賞に貢献。
- 2017年世界体操選手権(モントリオール)で新技「足持ち2回ターン」を成功させ、「スギハラ(SUGIHARA)」の名が付く。
- 2021年、東京オリンピック代表に選出され、2大会連続出場。
- 2022年に一度競技生活に「一区切り」をつけるが、2023年に全日本種目別選手権で復帰し、床で優勝。
人物・エピソード
- 両親が体操経験者で、姉の影響で体操を始める。
- 趣味はAAA鑑賞、好きな食べ物は肉とお寿司、嫌いな食べ物はゴーヤ。
- モットーは「人事を尽くして天命を待つ」。
- 現在は競技活動の傍ら、ジュニア選手のコーチや体操の普及活動、リポーターや解説者としても活躍。
主な大会成績(抜粋)
年 | 大会 | 成績 |
---|---|---|
2015 | NHK杯 | 優勝 |
2015 | アジア選手権 | 団体・個人総合 優勝 |
2016 | リオ五輪 | 団体4位 |
2017 | 世界体操個人総合 | 6位 |
2021 | 東京五輪 | 出場 |
その他
- 世界で初めて成功させた平均台のE難度技「足持ち2回ターン」が「スギハラ」と命名されている。
- 近年はケガや体調不良とも闘いながらも、安定した演技で日本女子体操界を牽引してきた存在。
まとめ
杉原愛子さんは、日本女子体操界を代表する選手の一人であり、オリンピック2大会連続出場や新技「スギハラ」の成功など、国内外で高い実績を持つトップアスリートです。現在は競技活動と並行して、後進の指導や普及活動にも力を入れています。
一度引退説だけど本人は「一区切り」
杉原愛子さんが競技から引退(第一線を退くこと)を発表したのは、2022年6月です。
具体的には、2022年6月18日から19日に開催された「全日本体操種目別選手権」を最後に競技生活に一区切りをつけると発表し、この大会で2位入賞を果たして競技生活に区切りをつけました。
ただし、本人は「引退」という言葉を使わず、「一区切り」と表現し、その後も体操の普及や指導、演技者として活動を続ける意向を示していました。また、2023年には競技に復帰しています。
まとめ
こんかいの4人の候補その中でも杉原愛子さんは遅咲きと言っています一度一区切りをしていたので
でもこのNHK杯に集中した結果「優勝」になった。今度は日本代表としてあとの3人の引率も頑張ってほしい。
