朝の連続テレビのばけばけ、その旅館の女将「花田ツル」を
演じているのが池谷のぶえさん。
本日は「あさいち」にも登場
池谷のぶえさんの学歴や職歴も調査
プロフィールと特徴
「ばけばけ」での役柄

引用元:Instagram
ばけばけの花田ツルとはまた雰囲気が違う池谷のぶえさん
人柄や演技のスタイル
演技派で、親しみやすさとコミカルな表現が持ち味のベテラン女優です。
池谷しのぶさんの学歴
高校
高校時代のエピソード
池谷のぶえさん(「池谷しのぶ」と誤記されることが多い女優)の高校時代は、「演劇部を自分の居場所にした時期」であり、家やクラスにうまくなじめない中で演劇に逃げ込みつつ、自分の土台を作っていった時期だったと語られています。
高校進学とメンタル面
・近隣の公立高校の受験に失敗し、そのことを親に打ち明けた日には「家が地獄のような修羅場になった」と振り返っており、その夜には将来に希望を持てず、この世から去ることまで考えるほど追い詰められていたとエッセイで明かしています。
・家では父親のギャンブルや夫婦喧嘩などが続き、「自分を助けてくれる存在はいない」と感じていた時期で、その延長線上として、高校入学後もしばらくは強い不安感を引きずっていたとされています。
クラスになじめず演劇部へ
・進学先の東洋大学牛久高校は、当時は落ち着いた雰囲気の私立で「地味な自分でも違和感なく溶け込める学校」だった一方、クラスの空気になじめなかったと書いています。
・クラスでは「先輩がかっこいい」「あの人が好き」といった恋愛トークで盛り上がる雰囲気が主流で、家庭環境を見てきた池谷さんは「恋愛してもその先に結婚生活の地獄があると思うと夢も希望も持てない」と感じ、恋愛話で盛り上がる同級生との間に強い距離感を覚えたそうです。
演劇部を「シェルター」にした高校生活
・そうした中で「一種のシェルターを探すような感覚」で演劇部に入部し、中学時代から続けていた演劇を高校でも続けることにしました。
・中学のときは、演劇部に誘った友人がすぐ辞めてしまい「誘ったのに残された部を3年間やり通してやる」という意地で、一日も休まず部活を続けた経験があり、その延長線として高校でも「慣れた場所としての演劇部」の安心感に救われたと語っています。
高校時代の演劇の内容と楽しみ方
・高校の演劇部では、漫画や童話、当時流行していたコバルト文庫などをみんなで持ち寄り、好きなシーンを舞台風に演じて遊ぶように稽古しており、「ただただ楽しかった」と振り返っています。
・当時は、実際に観たこともないのに「演劇集団キャラメルボックス」のような、笑えて泣けて感動できる舞台に憧れを抱きながら、仲間と一緒に作品ごっこを繰り返すことで、自分の居場所と創作の原体験をつかんでいったといいます。
その後につながる意味合い
・高校時代の演劇部での経験は「慣れた場所に身を置きたい」という消極的理由から始まったものの、結果的に大学でも演劇サークルに入り、劇団を旗揚げする流れへとつながる「原点」になったと述懐しています。
・本人は「高校時代から安定した事務職に就きたいと思っていた」とも話しており、当初はプロの役者を目指していたわけではないものの、不安定な家庭やクラスから逃げ込んだ先としての演劇部が、後のキャリアを決定づけた大きな分岐点になったという位置づけです。
大学
小学校・中学校
池谷のぶえさんの職歴
池谷のぶえさんの職歴は、1994年に劇団「猫ニャー」(後に「演劇弁当猫ニャー」)を旗揚げし、2004年の解散までのすべての公演に看板俳優として参加していました。舞台を中心に活動する傍ら、映画やテレビドラマ、声優としても幅広く活躍しています。
主な映画出演には『THE有頂天ホテル』『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』『龍三と七人の子分たち』『ソロモンの偽証』などがあります。また、NHKの連続テレビ小説『半分、青い。』やドラマ『民王』『執事 西園寺の名推理』『G線上のあなたと私』にも出演しています。
また、大学卒業後には一度都市計画の会社に就職し、住民アンケートの集計や報告書作成の仕事をしていた経験もありますが、その後演劇に専念する形で俳優業に転じています。
フリーとしても舞台や映像作品に積極的に出演し、2020年には「獣道一直線!!!」で第28回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞、2023年には第31回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞しています.
池谷のぶえさんの2025年の舞台スケジュールと主な公演地
池谷のぶえさんの2025年の舞台スケジュールと主な公演地は以下の通りです。
- 3月:ダックスープ プロデュース「この世界から消える魔球」公演(公演地の詳細は主に東京など都市部中心)
- 5月:舞台「蜘蛛の巣」出演(詳細な公演地情報は主に東京が中心)
- 10月~11月:EPOCH MAN「我ら宇宙の塵」公演。北九州公演および金沢公演が行われました。この作品は地方公演も含むツアー形式での上演が特徴です。
これらの舞台は幅広い地域での公演が予定されており、特に北九州や金沢も含む複数の都市での上演が注目されています。
池谷のぶえは2025年11月25日にNHKの情報番組「あさイチ」にゲスト出演
池谷のぶえは2025年11月25日にNHKの情報番組「あさイチ」にゲスト出演しました。彼女は当時放送中の朝ドラ「ばけばけ」にて花田旅館の女将・ツル役を演じており、そのドラマ内で話題になった「ウグイス?メジロ?」問題について番組で話しました。
「あさイチ」の司会者である華丸から「結局あれはウグイスですか?メジロですか?」と直球質問されると、池谷は最終的に「多分メジロ」と答え、その回答で和やかな雰囲気になりました。番組出演ではドラマの内容やキャラクターの話題を中心に軽妙なやり取りが展開されました。
また「あさイチ」では、小鳥に関する話題から、ドラマの裏話や舞台への出演についても話す場面があったようです.
以上の内容から、池谷のぶえの「あさイチ」出演は、主に朝ドラ「ばけばけ」に関連した内容紹介と、ドラマ内の軽い話題をファンや視聴者に届ける形でした。
まとめ
池谷のぶえは茨城県取手市出身の女優で、1971年5月22日生まれです。東洋大学社会学部応用社会学科を卒業し、学生時代から演劇活動に取り組み、1994年に劇団「猫ニャー」を旗揚げしました。
卒業後は一度都市計画会社に勤め、住民アンケートの集計業務を経験。その後、舞台や映画・テレビで幅広く活躍しています。最近は連続テレビ小説「ばけばけ」で花田ツル役を務め話題となっています。
